たった今、エイに、この至近距離で言われた言葉が、頭の中を支配する。






アタシ達の近くにあるのは、約束していた大きな水槽…ではなく、水族館の、入り口だった。






さすがにまわりの視線に耐えられなくて近くのベンチに座る。






その間、アタシの頭の中にあったのは先程のエイの言葉。






まさか、今になってエイに好かれるとは思ってなかった。






いや、違うか、“ずっと”って言ってたし…