いつの間にか昼放課になっていた。







「ヒロ?先輩のとこ、行くんじゃなかったの?」







なかなか動かないアタシにしびれを切らしたのかナツが声をかけてきた。








『えっ?あ、行ってくる!』








朱音先輩のお土産を持って三年生の教室へと急いだ。