アタシは誰に助けを求めたいんだろう。 こういう時、真っ先に呼ぶ名前は、誰だろう。 アタシは……… 『あ…かね、先輩……助けて………』 今ここにいるはずがなくてもアタシが一番に助けを求めてしまうのは、 やっぱり朱音先輩だった。