あの言葉を言った瞬間、涙があふれて止まらなかった。 メガネのレンズに涙がついてしまって前もろくに見えやしない。 『ふ…うぅーっ』 教室になんて戻れなくて、泣きながら屋上に行った。 なんで…アタシはいつもこうなんだろう。 なんでもっと相手のこと、考えられないんだろう。