先輩と会えない今日が、とても色あせて見えた。 これから毎日こんな生活を送っていくのかな… 先生の言葉なんか耳にすら入ってこなくて。 窓側なのをいいことに先輩の姿をずっと見ていた。 キーンコーンカーンコーン―――… この一時間は、時計の針が進むのがとても速かった。