「は?お前ん家今日エビフライなの?」








『いいでしょー』







エイの大好物は、エビフライ。







「ヒロの母さんのエビフライ美味いんだよなー」







ずりぃと言いながらアタシの頭をぐりぐりしてくるその手にも。








アタシの熱を心配してか、優しくしているのが伝わってきた。