目まぐるしい日々の中、私の片思いだと思った恋は、

実は両思いで、お互いの気持ちは一つになり、

今夜、晴れて、私たちは恋人と言う関係になった。


…鬼畜ではないと言っていた修。


確かに男女の関係にはならなかったけど、

一晩中、雨のようにキスを降らせ、あげくの果てに、

首には無数のバラが咲いていた。

…これじゃあ、首を見せる服装は出来ない。


「お前って、胸元が見えそうな服が多いから、

丁度いい」

そう言ってフッと笑った修。

・・・ハイネックの服じゃ、あんまり可愛くできないじゃない。

・・・修の前では、可愛い女の子でいたいのに。


そう言ってぼやけば、


「…バカだな。

・・・そんなの夜にタップリ見るから気にするな」

と、耳元で甘く囁かれてしまった。


・・・修って、彼女の前ではこんなキャラだったんだね。


と、新たな一面を発見した私でした。