「あーはいはいすみませんでしたー」


一方晴斗はこんな感じ。


全然謝る気ないよね。


ま、いっか。


晴斗ってこういう奴だし。


服を乾かすつもりなのか、砂浜に服を広げ、その隣に晴斗は体育座りをした。


晴斗の隣にあたしも座る。


少しの沈黙の後。


「明日だっけ。帰んの」


「うん。明日のお昼頃」


晴斗の問いに答える。


「そっか。じゃあ、やっと静かになるな」