そう言うと二人は、こくりと頷いた。


「じゃあ、もう少ししたら朝ごはんに行こ!」


お父さんとお母さんの事は気になるけど、大切な用事なら仕方ないよね。


元気良く言ったあたしに、二人は微笑みを返してくれた。


それからまた三人で話して、朝ごはんの時間になったので下に降りて行った。


すると、もう他のお客さんは何人か食べ始めていて、由美子さんがこっちに気づくと、


「うきそみーち」


と笑った。