時間がたつのは、早いものでもう帰る時刻

椅子からがたっと立ち上がると、龍の顔がふわっと揺れる

ここにいると帰りたくないって思う

「明日も...待ち合わせしようか...」

そうやって優しい言葉をかけてくれる龍

「...待ってる...」

その言葉しか出なかったけど...龍はやっぱり口角をきゅっとあげて微笑んだ