うっすらと目を開けるとそこはいつもと同じ景色

昨日のことを思い出す

...あ...時間...

そう思って慌てて手さぐりで時計を手に取る

「...嘘...」

短針はすでに1を指している

龍から何時という指定はなかったけど、今日は一日ずっと待っていようと思っていたのに...

急いで支度をして勢いよく家を飛び出した

私の家から5分の場所にあるならそんなに焦る必要はないけど...

だけど久しぶりの待ち合わせが...

今日が来たことが嬉しくて...