帰り道は、足が鉛のように重い。

久しぶりに行った学校に疲れたのだろうか。

いや、違う。

じゃぁなぜこんなにも足が重いのだろうか

喉の奥が鳴って、痛い。

奥から何かが溢れそうで怖い。

私は...

一歩一歩前に出ていた足は突然止まった。

出そうとしても...出ないんだ…

「めぐちゃん…?」

ふいに後ろから声がした。