「…あら、そうだったかしら。ごめんなさいねぇ」


イライライライライライライライラ



「ほら。お弁当持って行きなさい!悠人の好きな卵焼きが入ってるからね!」




なぜ、母親は俺が卵焼きを好きだと思い込んでいるのだろう。




卵焼きが好きだったのも小学校までだ。




「…いらない。行ってくる。」