質問は後一つだ。もしかして、エッチ系とかヤバイやつじゃないでしょうね。

約数分後、麦茶を飲み、落ち着いた恭平が、ラストの質問にを見て、ニンマリと笑った。


「これも結構良いやつだわ」


今までの感じからして、良いやつ、イコール、ダメなやつじゃん?やっぱりエッチ系??

それだけはいやー!ってか、まだ、ない!そういう経験ないから!思わず耳を塞ぎたくなった。



「ラストは、キスした事あるか?と、その場所とその時の心。じゃあ、今度は美夜から」

「えっ?あ…キス?キスとかそういうの、俺はまだないけど?」

「んじゃあ、理想の場所とそうしたくなりそうな時」

「は!?」

「ラストの答えが、"何もない"じゃ、面白みがねえだろ」


理想の場所なんて言われても…。

そうだ!!