「ちょっとしたゲームだよ。食べて終わりってものアレだろ?」
ゲームか。楽しそうだな。
「どんなゲーム?」
「ちょい待ち」
そして、何やら紙に書いた恭平は、不適な笑みをこぼした。
嫌な予感がする……。
「コホンッ。今から、俺と理玖、茗と美夜、二つのチームに分かれる」
「恭平、またそれやる気かよ…。俺、パス」
「拒否権なーし!今日は親睦会だって事、忘れんなよ」
理玖が嫌がるって事は、やっぱり変なゲームなわけ?
「で、ルールな。今、俺の手元に四枚の紙があるわけ。そこには、俺が書いた番号と質問がある」
「番号と質問?」
「取り合えず、一枚ずつ取ってチェックして」