面白おかしげに、私の脇腹をたくみにくすぐり出した茗だったが、なぜか急にその手を止めた。 「やーめた。ほら、早く着替えて来いよ。恭平達が来るって言ったろ?」 「あっ、そっか」 「後、俺の好きなタイプは、お前と真逆。おしとやかで、可憐な奴。勿論、胸もあることが条件」 「貧乳で悪かったわね」 段ボールから着替えを取り出した私は、バスルームで、Tシャツとパーカーに着替えた。