春休み…


私は引っ越しの用意で追われていた。
そんな時だった。


リリリ…


電話だった。
『はい。もしもし』「あの…」

男子の声だった。
その男子は…
「奥田?俺藤井裕太だけど…」

あぁ!!あいつか!!
私の名前は奥田あゆみ。

私はバレンタインに藤井にチョコを渡していたのだ。
そう…好きだった。

『あぁ~なんだ~藤井かぁ~』
「なんだとはなんだよ。」
『ごめんごめん』

藤井は結構モテてた。
「あのさぁ奥田に話あんだけど公園に来て」
『わかった』