へっ?
絵梨子?


「なんで?
何でこんなとこに絵梨子がいるの?」


すると絵梨子はニコッと笑い


「その様子じゃ無事合格したみたいね
おめでとう」

そう言うと小さい花束を私にくれた





ーーーーーっつ!!!

「え゛ーーり゛ーーこ゛ーー」


私が抱きつくと絵梨子はとまどっている


「えっ?何?
なんで合格したのにそんな泣いてんの?」


ぅゔーー

「合格した嬉しさと絵梨子と離れちゃうって悲しさが入り混じってどうしたらいいか分かんなくなっちゃってるのーーーー!!」

ぅゔーーー



すると絵梨子はハァと呆れたような顔をしてこう続けた

「あのね、なにも永遠の別れじゃないんだから
そんな泣きじゃくることないでしょ(笑)
家も遠くないんだし会おうと思えばいつでも会える」


ね?と頭をポンポンとして私を安心させるように笑った