「愛実!早く!委員会遅れる!」


こう私をせかしているのは、

保育所からの幼馴染みであり大の親友、

森田優菜。


「ちょっと待って!」

急いで荷物を置いて

教室に入ろうとしたら




ドンッッ

いったぁ~

「ご、ごめんなさい!!」

私は、教室から出てきた

2年生の先輩にぶつかった。