中身って・・・

「まぁ、あいつらとこそこそコレを選んでたのかと思えば、いい気はしねぇが・・・」


「意見を聞いただけですっ。霧澤さんを水着姿でドキドキさせたくてっ!」


いつもときめいてるのは、私ばかりな気がするから。


色仕掛けなんて無理だけど、少しでも・・・


「コレを選んで・・・あぁ、色仕掛けか?」


霧澤さんは、手にかけていた首のリボンをひっぱった。


しゅるっと、音をたて、胸元がはだけてくる。


「・・・っ!」


私はぱっと、両手で胸を隠す。


「きっ、霧澤さんっ」