「疲れたー。」


「たいして仕事してねぇだろ。」


「お前に言われたくないよ!」


たまたま、谷村と同じ帰り道なので一緒に帰っている。


住んでる地区も同じだ。


「まさか、お前と同じ地区だとはね〜。」


「そうですね〜、おチビちゃん。」


「止めろって!チビって言うの!ちゃん付けすんな気持ち悪い!」


「はいはい。チ・ビ。」


「うぜー!」


必ず、一日に一回はこの会話をする。


会話というより、言い合いって言った方が合ってるかな…。


とにかく谷村は、私にチビチビ言ってくる!


でも何故か、コイツと話す時は他の人と違ってとても楽。


親友は別として!


「それじゃあなー。」


「うん。」