その後、当番表を急いで書きあげて家に向かう。


「ほら、早く行かないと谷村が待ってるんだよ。」


「そうだけど…。」


「自分から告白するんじゃないんだから!返事を返すだけでしょ!」


「そんな事分かってるけどさ…。」


何故か、緊張するんだよぉ…。


家の前の、公園についた。


「奈津美、深呼吸するから待って…。」


「アンタね…。」


奈津美は、さすがに呆れたように言う。


そりゃあ、呆れるよね…。


自分でも呆れるもん。


「加奈なら大丈夫!行こう。」


「う、うん。」