〜加奈side〜


「奈津美が、この事を聞いたら何て反応するんだろう?」


今日は日曜日。


奈津美と、遊ぶ約束になってた日だ。


メールで連絡したかっけど、事情で奈津美と一時出来ないから。


遊ぶ日は、前々からしてた。


あの日から、まだ自分の気持ちに整理できてない。


「あ、奈津美が来た!」


玄関のチャイムがなり、ドアを開けると笑顔の奈津美がいた。


「おひさ〜。」


「奈津美!どうしよう!」


「え?」


「谷村に告られた!」


私がそう言うと、奈津美は両手を口にあて「うホーーー!」と、言って興奮していた。


「まさかのやな!」


「本当にまさかのだよ!」