わたしは彼と目が合うのが好きだ。 彼の澄み通る瞳が、微笑むと同時に、柔らかく笑うのが好きだ。 彼の、全てが、好きだ。 この気持ちが、もう溢れに溢れて。 ────ちゅ、と唇を合わせらせる。 「……」 「……」 「……そんなに照れないでくれない?」 「いやいや、だって」 照れるよ。 だって、世界で一番好きな人とこんなに幸せな時間を過ごせてるんだもん。 そりゃ、照れるよ。