部屋にもどると相変わらず

里奈ちゃんは凌也のとなりにいた

ズキッ

「おかえり」

「おかえりぃ」

なんだか里奈ちゃんのおかえりが気にくわない

ああ、私嫌なやつになってるー!

こんな自分いやだぁぁぁ!

もお、いいかげんなれようよ

幼なじみなんだからしょうがない!

って何度も心に言い聞かせろうとする

けど、やっぱり無理で

私はすぐに料理にとりかかる