校門にむかうと

優と巧が迎えにきていた

「君が友美ちゃん!?
 かわいいね。君ほどかわいい子は
 はじめてみたよ」

さすが巧

さっそくですね

けど、

「たーくーみー
 そこらの女とは違うんだからね!」

軽い気持ちでは友美は渡さないんだから

「きゃー、星花すきー」

友美が抱きついてきた

あらま、まったくこの子は

ほんとにかわいすぎですわぁ

「俺は優。星花ちゃんからきーてるかな?
 どうぞよろしく」

さすが優!大人だわぁ

誰かさんとはちがうねぇ

「よろしくお願いします」

友美はちょっと緊張してるみたい

そのまま私たちは溜まり場へ向かった

車のなかではずっと巧が友美にいろいろきいてて

私がつっこんでたってかんじ

ほんとこりないんだから