side 凌也

やぼ用から溜まり場に戻ると

あいつが星をながめていた

ねれねぇのか?

そういえばさっき優がやっとうちとけてくれたとかいってたな

「あいつらと打ち解けたみたいだな」

「うん。みんないい人達ばっかりだね」

ほんとにあいつらは最高の仲間だ

あいつらがいてくれて俺も毎日退屈しない

もう家族みたいなものに思える

そんなことを考えていると俺をみてあいつが笑う

なんか変なことしたか?

してねぇよな

するとあいつはいままでの胸の内を話し始めた