そしてみんながバスに乗ってくるまで一緒に居てくれた。


その時私は謎に思っていた事を聞いた。


「日向君は…なんで私が怪我してるって分かったの?」


同じ班ならともかく違うクラスだから距離も結構離れてるはずなのに…


「俊…」


日向君が口を開いた。

「え?」


「俊にお前が危なっかしいから見張っとけって言っといた。」


「俊ってもしかして…」


「渡辺俊」


ええええええええ!

私と同じ班の渡辺俊くんに?!