そうしてバスに揺られること2時間



「着いた~」


私はスキップしながらバスを降りようとした。


「花~転ばないでよ!」


もうっ、あやちゃんったら心配症なんだから~

“ドテッ”


「ほら…言ったじゃん…」


あやちゃんの警告を聞いたそばから転んじゃったよ…


いててててー…


私が起き上がろうともたもたしていると


「邪魔」


と渡辺くんに怒られた。


「あっ、ごっごめんなっ」“グイッ”