「ひ、日向くーん…?」


私が声をかけると日向君はこちらを向き


「なっ…なんでおまっ…ここに…」


すごいびっくりしてる…


「いや、課題きっと大変かな?って思って手伝いに来たんだけど…暇だったし…あっ嫌だったら帰るけどっ!」


「嫌じゃない…。ここ…教えて…」


「うん…」


私は日向君の前の椅子に座った。


なんでだろう…


前だったら一人で勝手に帰ってたはずなのに…


一人で帰りたくない…なんて思っちゃった。


どうしたんだろう…私…