「?!」
男の人が立っていた。
髪の毛は赤っぽい茶色で耳にはピアスをして目付きが悪い…
いわゆるヤンキーさんが立っていた。
身長は180くらいあってとてもデカい。
目つきは悪いが鼻は高くて唇は薄くとても小顔。
いわゆる……イケメンヤンキー。
かっこいい…
けどこわいっ!
…捕まる前に逃げるしかない!
「あっ、あのすぐ出ていきますんで!」
私はなるべく顔を覚えられないように屋上のドアから出ようとした。
…が、腕を掴まれた。
「きゃあっ!」
終わった…。
人生終わったよ…。
ボッコボコにされるのを私は覚悟していた。