「あっ、やっべ!日向が来たぞ!まぁ花ちゃん、そういうことであいつ花ちゃんのこと大好きだからさ!仲良くしてあげて!じゃあね!」
と言い残して逃げろ〜といいながら二人は逃げてしまった。
二人が居なくなったあと早川君が息を切らしてこちらにやってきた。
「はぁはぁ。チッ、あいつら…なんか変なこと言われなかった?」
やっぱり早川君の友達だったんだ…。
「あっうん…大丈夫だよ…」
さっき言われたことは秘密にしておこう…
「わりぃ…俺気づかないでどんどん先行っちまった。」
なんか…
すごい心臓がドキドキする…。
あんなこと聞いたからかな?
「あっ!私こそ遅くてごめんね!」
「ん。行こ。」
そう言ってまた早川君は歩き始めた。
今度は私のペースに合わせてゆっくり歩いてくれた。