そして私は前を向きまたご飯を食べようとすると


「…俺が送る。」


私は早川君がボソッと言ったのを聞き逃さなかった。


えっ…?


送るって…あの少女漫画にありがちな家まで送るってやつ?!


ってことは…お昼だけじゃなくて帰りまで一緒ってこと?!


それは………


「大丈夫ですよ!一人で帰れます!」


「おっ俺も部活なくて暇なんだよっ!だから暇つぶし!」


暇つぶし…


なんかそこまでいわれちゃうと…


断わる理由がみつからない…


しょうがないか…


「わかりました…下駄箱で待ってますね…」