私はあやちゃんに謝りながらしぶしぶと早川君のもとへ歩いていった
クラスの人にすごい見られてる…
はずかしいよ…
するとあやちゃんがいきなり立ち上がって早川君の方へずかずかと歩いていった。
そして
「花は私とご飯食べるの。無理矢理連れてかないで。」
と早川君に対抗しにいった。
あっ、あやちゃんっ?!
そんなことしたらあやちゃん殺されちゃうよっ?!
「あぁ?お前はこいつの何だよ?」
そう言いながら早川君は私の腕をぐいっと引っ張ってきた。
ほらっ!あやちゃん、早川君に喧嘩売るとこういう事になるよ!
そんな私の思いは伝わるはずなく二人は続けた。
「私は花の友達だけど?」
あやちゃんがそう言い返すと早川君は少し考え込んでから
「…俺もこいつの友達だ。…だから火曜と木曜はこいつを俺にくれ」
と言った。