お嬢さまの為の仕事だから全然苦ではないけれど、短時間で多くの仕事をこなすのは難しい。


「ふぅ……。」


仕事が終わって一息つくと、いつの間に帰って来たのか、お嬢さまがソファの上で眠っていた。



……無防備。



いくら執事といえども、僕だって男。

その気になったら、お嬢さまのような小柄な女性は簡単に襲うことが出来るのに……