「そうなんだぁ!ていうかあいつ同じクラスだよ・・。」

「うん・・知ってる。」

あいつというのは平野祐太。私の元彼。

祐太とは小学校5年で、同じクラスになってはじめて喋ったんだ。

最初はちょっかいばかり出してきて嫌いだったんだけど、なぜか好きになってたんだ。

で、中1の時に告白して付き合ったけど祐太は恋愛に興味なくてうちのことすきとかいってくれたことなくて。

で、うちから別れ切り出したの。

でも今でもうちは好き。あきらめれないんだ。

「気にしないときなよ。ただの元彼なんだから。」

「うん・・でもやっぱいっしょのクラスになれてうれしいって思ってる自分いる」

「そっか・・・まぁ萌夏はかわいいしだいじょーぶ」

「なにいってんの?不細工だからすきになってもらえんかったんだよ。」

そう言ったらずっと黙ってたともながなぜか怒って

「ちがう。萌夏がかわいくないわけない。めちゃくちゃかわいいんだから自覚しなさい。入学式からずっと男子の間で騒がれてるんだから。ていうかあんな男選ぶ萌夏のセンスおかしい。どう見ても不釣り合いじゃん。」

「ちょっ・・ともな言い過ぎ。」

「不釣り合いなカップルなんてないよ。人が人を好きになるのに位とか関係ないし。うちは祐太が好きなの。誰に何言われようとそれはかわらないよ?」