「千鶴君は、遊びに行かなくていいの?」


「ん??俺は、千奈美のところにいる」





はぁ…。千奈美って…。

これは、何回も言ったけど直してくれない。あたしは、先生っぽくないんだとよ~。


それから、千鶴君と海を眺めていたけど、途中で


「遠藤先生ー!!」



いっぱいの、女の子に囲まれたんだけど…。

もちろん、千鶴君も。



「先生も、一緒に今日の夜女子会するー?」

「へ?」

「先生の、恋バナとか聞いてみたくてぇ」



マジですか。

こんな、金髪ギャルたちに誘われるなんて思ってもいなかったよ。




んー、でも夜は明日の会議とかあるんじゃなかったっけー??


「ま、いけたらいくね」
「おーう、待ってるー!!」






そう言って、ギャルちゃん軍団は去っていった。