周りの女の子から悲鳴が上がる。


「帰るぞ。」


「はーい。」


外で待ってた架瑞と蓮祐と合流して、倉庫へ向かう。

学校の卒業と共に、大我達は


"雨龍"も卒業する。


倉庫についた途端


「すみません!大我さん達!!」


と言われて、幹部全員目隠しされた。

全員何かあるんだろうと思って、抵抗はしない。


「何だよ…。」


不機嫌な大我。


「まぁ、なんか目的があるんだよ。だから、待とうよ大我。」


七海緒が大我をたしなめる。