諦めるしかないんだ…


電波だって、切れたりついたり…


電話しても変な人に思われるだけだよね?


真っ暗な所で一人。


動けずにいる衣麻…


「なんで?」


目から滴がおちた。


起き上がって、


ずっとしゃがみ込んだまま…


時間だけが過ぎていった。


何分たった?


ガタンッ―


「…!」


さっきの男たち帰ってきたの?


また押し倒されるの?


怖くなった…


でも


「衣麻ーっ!!!!」