*衣麻*


校門からでると…。


男の子3人組。


チラチラ見られる視線がキモい。


気持ち悪くて足早に去ろうとした。


後ろを振り返りながら、


段々足のペースを速めた。


「い、いなく…なったぁ、ハァ」


息が荒れたのを整えるためその場に座り込む。



その時…


「――ッ!」


ヤダ…


男たちは何処から現れたのか、


衣麻の腕を力いっぱい掴み、


変な所に衣麻を連れ込んで押し倒した。


ちょうど…


~♪~


「たくっ、誰だ」


「あ、先輩っす」


「貸せ!」


プッ…


『もしもし?』


『はぁ…あぁ、あの』


『どっどうしたんですか?!』


『あの…』