おいちゃんは、もうこの世にはいない。

どれだけ、どこを探して見ても、どこにもいないのだ。

それが現実。
どうしようもない現実。

割り切る?

割り切るしかない。

だけど、心は忘れない。一生忘れない。

あの人が、この世に生きて、私にしてくれたこと。

その全てが、私であること。

あの人の全てを私が請け負って、生きていく。