(んんっ……。じゃぁ、聞きたい事を聞くわね。まず、睦人君はどうしてここへ来たの?)
「みあお姉ちゃんの強い気を感じたから」
(き……って、木じゃなくて生気とか気迫とかの、気よね?)
「うん、そうだよ。みあお姉ちゃんからは悪い気が沢山出ていたから、この場所までたどり着いたんだ」
(悪い気って……あんた失礼ね)
「あはは、ごめん。でも実際そうなんだ。みあお姉ちゃんは沢山の人を恨んでいた」
その言葉にあたしは絶句した。
睦人君の言う通りだ。
あたしはつきさっきまで過去の嫌な経験を思い出していた。
そしてイジメに関わった人たちを死んでしまえばいいと思っていた。
なぜだか気分はスッキリと晴れ渡り、今ではそんなこと少しも考えていない。
「みあお姉ちゃんの強い気を感じたから」
(き……って、木じゃなくて生気とか気迫とかの、気よね?)
「うん、そうだよ。みあお姉ちゃんからは悪い気が沢山出ていたから、この場所までたどり着いたんだ」
(悪い気って……あんた失礼ね)
「あはは、ごめん。でも実際そうなんだ。みあお姉ちゃんは沢山の人を恨んでいた」
その言葉にあたしは絶句した。
睦人君の言う通りだ。
あたしはつきさっきまで過去の嫌な経験を思い出していた。
そしてイジメに関わった人たちを死んでしまえばいいと思っていた。
なぜだか気分はスッキリと晴れ渡り、今ではそんなこと少しも考えていない。