『俺が助けてやれない時は、 "助けて"って叫べばいい』 そうだ、助けてって 助けて……。 「誰か……助けてー!!」 思いっきり叫んだ。 そしたら、聞き覚えのある声が聞こえた 「野亜?」 翔君……。 私は、走ってたから曲がり角から出てきた翔君に激突。 「翔君、大丈夫?」 激突した私を翔君が抱きしめて受けとめた 「いや、野亜こそどうした?」 あ、そうだ 「ストーカーに追われてて…」