ぐぅぅ〜


「あ」


鳴っちゃった。


「野亜、そんなに腹減ってたのかよ」


翔くんが笑った。


「えへへ」


私は、心から笑えない。



私は、ハンバーガーセット3つを注文した

これが私のやけ食いの限界。


「俺、いつでも相談にのるからな」


翔くんは私にそう言ってタオルを渡した。


杏咲には、相談できない。

だから、翔くんに話して…みようかな……


誰にも話せないのは苦しいから。