脅しに決まっている。

沙「射つわけねぇだろう。」

陸「射ってもいいぞ。」

バカなのか…ようさんは。

射ったら捕まるに決まっている。

さなさんは溜め息をついて、拳銃を下ろした。

沙「そんなことしねぇよ。」

陸「ふっ…。帰るぞ。」

大「ああ。」

涼&琴「はい。」










倉庫に戻ると、陸さんは大翔さんに説教を食らっていた。

大「お前はバカなのか?」

陸「いや…。」

大「もし、沙希が本当に射ったらどうするつもりだったんだ?」

陸「…。」

大「お前は総長だろ!

言って良いことと悪いことぐらいの区別はしろよ。」

陸「ああ…。」

この説教は長く続きそうと判断した私と涼は、部屋に戻っていった。