バイクに乗って30分後。
黒牙の倉庫に着いた。
ガラ
陸「おめぇら…行け!」
「うっす!」
したっぱは次々に倉庫の中に入っていった。
幹部の私たちも中に入って、戦い始めた。
「うおぉぉぉぉ!」
前から突っ込んでくる馬鹿者。
私が殴る前にたいが蹴り飛ばした。
まぁいいか。
手間が省けた。
ん?
倉庫の端から気配を感じる。
消しているつもりだろうが、私は気づいた。
目を凝らしてみたが見えないから、気配がする方に行くことにした。
ボコ
バコン
ボキ
あ、骨いったかも笑
白龍と黒龍だ…。
マジか…。
私が後ろを見ると…ナイフを持って突っ込んでくるやつがいる。
私がそいつを殴ろうとした瞬間。
そいつの手からナイフが消えた。
チッ
たいがナイフを持っていた手を蹴った。
私は涼…たいを睨んだ。