まあいいか。

琴「じゃあ行こう。」

涼「よし…。」

涼は電話を取り出した。

涼「もしもし…諸星さんいるか?

……今は…。△△市にいる。えっと…○商店街。…そうそう…。じゃあ…。」

私たちはすぐそばのベンチに座った。












20分後



車(高級車)が目の前に止まった。

「お待たせしました。」

ガチャ

後部座席に座った。

「(ボソ)おい…チビ…俺もやることあるから、このぐらい歩け。」

諸星さん…相変わらず毒舌だな。

涼の執事のはずなのに…笑

涼「あぁ?
この距離を歩いたら、日が暮れんだろ?」

「いや…たかが一時間半ぐらいだろ。余裕だ。」

涼「だからよ…。」

「まあ…よろしいです。琴羽さまがいらっしゃるので、そんな距離を歩かせるわけにはいきません。」

涼「チッ」

涼の負けね。