みんなの顔は不気味なぐらい強ばっていた。

誰も口を開こうとしない。










沈黙を破ったのは一樹だった。












一「そういえば、琴羽は?」


バカなのか?

菊「さっき、倉庫によってから家に戻るって言っていただろ…?」

百「え…?」

一斉に百音を見た。

ん?

菊「どうした?」

百「あ…。いや、あのさ…。」

一「なんだよ。」

百「さっき、琴羽ならすぐに病院に行くって言ってなかったっけ…?」

当「確かに。」

何か矛盾してねぇか?

柚「どっちがほんとなんだろ…?」













悩んだあげく答えはわからず…考えるのをやめた。