ドアガラスに、

わたしのすぐ後ろ、

ほとんど寄り添うように立つ

髪の長いひと?がいる。

なにっ?痴漢??

振り向くと・・・誰も居ない。

気のせいかと思い、

ドアガラスに向かうと、

やっぱり映っている。

そのひとのような者をよく見ると、

息を飲むほどに美しい容姿に、

背中に黒い翼を持っていた。