ああ。なんかいいことないかなあ。そんなことを考えていたら、チャイムがなった。
え?今?今は六時間目の授業が終わりを告げたチャイムですよ?断じて寝ておりません。考え事をしてたのですから。
ざわつき出した教室を眺めながら帰りの支度を整える。
「リンゴー!!」
テンション高く私に話しかけて来たのは、内藤恵太。体型は真ん中、顔はいいのに性格は真ん中。優しいけど、真ん中な男の子だ。
「待って!そろそろ傷つく!」おい!勝手に入ってくるな真ん中君!「部活は?」
「ん?休んだ!クリスマスイブくらい!ね!」
真顔で答える恵太にそっけなく返事を返すと恵太は私の異変に気付いた。
「リンゴ!GO!!」
え?今?今は六時間目の授業が終わりを告げたチャイムですよ?断じて寝ておりません。考え事をしてたのですから。
ざわつき出した教室を眺めながら帰りの支度を整える。
「リンゴー!!」
テンション高く私に話しかけて来たのは、内藤恵太。体型は真ん中、顔はいいのに性格は真ん中。優しいけど、真ん中な男の子だ。
「待って!そろそろ傷つく!」おい!勝手に入ってくるな真ん中君!「部活は?」
「ん?休んだ!クリスマスイブくらい!ね!」
真顔で答える恵太にそっけなく返事を返すと恵太は私の異変に気付いた。
「リンゴ!GO!!」